【予選C】
連続5戦のスコア勝負、という形式の大会はネットならではだけど
実際に参加してみると、かなり厳しい戦いになる。
実際、一日目は全く勝負にならずに早々にギブアップせざるを得なかった。
優勝条件はほとんど5連勝、もしかしたら1位4回2位1回、そんなイメージだ。
3日目は、出だしこそ3着やラスを引いたけれど
うまく連対を続けられて12111で瞬間的にトップに立つ。
お、これはいけるんじゃないか。
そんな感じでしばらく眺めていると、すぐに抜かれた。
すぐさま打つ。抜かれたら抜き返すしかない。
戦略としては、とにかく素点を叩かないと意味が無いので
トップ目でも積極的にリーチをかけて打点を稼ぐ。
慎重さ、というのはあまり考えないように意識した。
そして首尾よくトップ。再び暫定首位に。ただし僅差。
21111という並びで来ているので
仮に抜き返されても、トップ条件で抜き返せそうだから
これはしばらく見に回れる展開だ。
とはいえ、2戦目のトップが+65という大トップだったので
チャンスは1回限りになる。
したがって、あまり早く打ってしまうと
下位者の目標になってしまうので、
ここはギリギリまで待つ予定だった。
終了40分前に最後の1回を打つ。
これもダントツで+248までポイントを伸ばした。
さすがに決まっただろうと思ったけど
終わるまでは結構不安なもんだなと改めて実感。
【決勝】
決勝を前に考えていたことは
・とにかくしっかり最後まで打つ。
・目無しの状況にならないようにする。
この二つだった。
いつも打っているラス回避麻雀とは違い
大会はトップ条件で行われるので
少し打ち方を変える必要もある。
東南戦ということもあって
ある程度攻めに意識を置いた戦略で行くことにした。
放銃回避のビタ止めよりは針の穴を通す和了をしたい。
もちろん緊張はした。
応援のコメントもたくさんいただいたし、
見るまいと思っていたけれどつい2chの雑スレを見てしまい
意外と期待してくれている人が多いのを知って余計緊張した。
だからといって、持っているもの以上の力は出せない。
それを理解するくらいには、僕も歳を取っているので
結果はどうあれ、精一杯打つだけだと思っていたけど。
結果、叩かれることがあっても仕方が無い。
東1局。いきなり失敗をする。
發のポンは当然鳴くけど、ドラの南は極力引っ張る予定だった。
東南戦の東1局からドラを先切りして1000点和了してもしょうがない。
聴牌まで引っ張ろうというつもりだった。
ところが、ソーズの34568というカンチャンを嫌うとすぐに7sを引き
3面張なら解消できるかと思って今度はマンズのカンチャンを嫌うと
すぐに6mを引いて失敗する。
どちらで面子を作れていても
張プロの南を捕まえられただけにちょっと残念だった。

ちなみに、ソーズではなくマンズのカンチャンを残したのは
仕掛けている対面の現物になっているので
そこが残った時に6mが拾いやすいと思ったから。
場に出やすい色で面子を構成するのが
僕の副露手の作り方の意識だ。
ともあれ結果は失敗だったし、ちぐはぐな感じだけど
これでかえって落ち着けたような気はした。
(なんだかんだ言っても所詮俺だから失敗するよね><)
そんな感覚だ。
実際の進行は横移動で済んでいるので
切り替えるのは割と簡単だった。
そして迎えた親番。
イーシャンテンのところで一応場読みらしきことはした。

このまま4mが入れば258mでリーチが当然だけど
258mの出方次第ではソーズの3面張にすることもあるかもしれない。
それを判断する材料を見逃さないように、しっかりと場を確認した。
結果はこの後8mを引いてカン4mの聴牌になる。
もちろん即リーチ。望ましい手代わりが少ないし。
(たとえば1-4mに代わったとしても、1mは既に3枚出ている)

こういうリーチの成否で自分の状態を判断しようという思いもある。
運が良ければ和了できるだろうし、運が悪ければ放銃などで終わるだろう。
結果は幸運にもすぐにドラを引けて3900オールだ。
続く1本場、張プロからリーチが入る。
僕は2900~5800のイーシャンテンだったけれど
現物や筋ですぐに降りる気は無かった。
トップ目とはいえ、東南戦の東2局から守りに入りたくない。
昔、とある大会に出て
ラスさえ引かなければ本選進出という状態で最終戦を迎え
日和りまくった挙句に結局ラスを引いたことがあるので
そういうことだけはするまいと思っていた。
満貫を放銃したって並ばれるだけだ。怖がることは無い。
まだまだここからだ。
結果は1100オールの和了だったけれど
結構手ごたえがあったのも事実だ。
ここを押して和了しきったところを
いろんな方に褒めていただいたけれど
理由を付けるとすれば、そんなところだ。
続く2本場、リーチがかかったところでイーシャンテン。
形が良くないけれど、聴牌が入れば押すつもり。
ここで上家の遊走さんがリーチのチャピチャピさんに放銃する。

この1m切りがヌルいかどうかというのを
配信でも検討したけれど
これはある程度やむを得ない放銃だと僕は思う。
安全度から言えばおそらく6mの方が優る。
単騎やバッタ待ちの可能性はあるけれど
かなり安全度の高い牌だと言えるだろう。
ただし、自分がまだ和了する意識があるのであれば
これはもう問答無用で1m切りだ。
1mはそこまで危険な牌とも言えないわけだし。
だから、ここは1mの危険度について語るよりは
和了に向かうべきかどうかに焦点を当てるべきで
1回勝負の決勝戦ということを考えれば
降りて点数を失うよりも和了に向かうという選択が間違っているとは思えない。
結果は放銃だった、ただそれだけのことだ。
続く東3局。
これは張プロに上手く絞られた。
ドラを早めに切ったのは
役牌が二つあってかわすのも降りるのもできるから。
特に東は表示牌に見えているのでモチモチの可能性も無い。
さらにあえて浮かせていた7pに8pがついてカンチャンを整理できた。
6mを引っ張っていたのは親の現物でもあるし
他の2人にも相当打ちやすい牌だから。
聴牌時に切り出す牌としては、4枚目の字牌より、こういう牌が一番いい。
(これは2着目の親をかわすには絶好だろ)
そう思っていたけれど、東も發も張プロに絞られて鳴けないまま進み
リーチをかけられた瞬間に聴牌が入る。
さすがにここで親に打つとまずいので、ここは追いかけを自重。
ダマなら、もしかしたら9p1枚くらいはこぼれてくるかもしれないし
親とめくりあいをするのは南場に入ってからでいい。
結果は2着目に2600オールをツモられたけれど、
僕はこの2着目であれば、聴牌即リーチをかけていたと思う。
ダマで1500を拾うところではないから。
遊走さんの仕掛けも、まぁ鳴くだろう。
このままジリ貧というのは絶対に避けたいところだ。
(おそらく、張プロは僕と親が早めにドラを処理しているのを見て
場を出来るだけ遅くしようという意識だったんだろう。
そういう場になればなるほど、張プロの長所は出やすいし。
逆に、僕らにしてみればそういう展開にさせてはならないわけだ)
カンがあったけれど、裏が乗らずに済んだ。
これはものすごい願っていたのでかなりホッとはした。
そして東3局1本場。
ラス目の遊走さんからリーチが入る。
手出し7pでのリーチ宣言なので
マンズに染まってはいないだろうとは思っていた。
もちろん一発は消してシャンテン数も上げる。
場合によってはマンズを1枚押して和了に向かうつもりだったけれど
変則手の匂いがする捨て牌を警戒して1pや9sは押さえた。
2着目の親が追いかけなかったのは意外だった。
3mを止めて1,2mを切っていってたけれど
ワンチャンスとはいえかなり危ない牌に見える。
この後、まさかの出来事があって遊走さんが飛び、
僕は優勝することができた。
ほとんどタナボタに近かったとはいえ、素直に嬉しい。
この思わぬ出来事に関して、やはり触れておかねばなるまい。
僕は最大の(というか唯一の)利益享受者なので
若干コメントもしにくいのだけれど
それはそれ、これはこれとして切り離して考えていただければ、と思う。
長くなるので、エントリーを分ける。
06/14 | 牌譜 | 般南喰赤 |
1位 B:さくらこ(+49) C:チャピチャピ(+16) D:Ⓟ張敏賢(-8) A:遊走(-57)
実況動画をtarooさんがニコニコ動画にUPしてくれている。
音声の調子が悪かったのか、ピーという音が混じっているけど
実況の視聴には差し支えは無いと思う。

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