つぶやき2008

スペック

実に順調に七段への下り坂を降りている今日この頃。
ポイントがまるで増えない><

原因はもともとの技術的な問題が一つ。
カクヘン引かないとポイントが増えない仕様になっているのだ。

こんな手牌で南家だと思い込んで意味不明のダマにしたりもする。

Photo

2巡くらいしてから気づき、慌ててリーチをかけると一発ツモ。

Photo_2

どんだけラッキーなんだよと。
こんな麻雀で八段とか片腹痛いよね。

それからメンタルの問題が一つ。
ラスを恐れて押せなくなったり、かわすことだけ考えたり。
簡単に八段が視野に入る人と違って
一度なるのも大変な思いをした分、守りに入ってる気がする。

そんなこんなが重なって
押し引きもおかしくなったりしている部分もあるだろう。

観戦してくれる人の中には
そういうのをちゃんと見抜いて指摘してくれる人もいて
ありがたいやら恥ずかしいやらで参っている。

こんな手牌。

Photo_3

僕はここで1sを外した。
ドラと1sの受け入れを考えたら打1pが正解だろう。
1p切っちゃうと123の三色は崩れるけど234が残るし
イーペーコーも残る。ドラのポンテンも残る。

ただこれ1mの切り出しから考えて4mが薄そうなんで
1-4mをチーテンとれるようにと思ったのが一つと
4pにくっつけての平和系を目指そうかなと思ったのが一つ。
(実際、以下の通り、4mは2枚使われていた)

Photo_6

1s1枚と6s2枚の受け入れを失うけど6sはフォローあるし
3p3枚と5p4枚で形がぐっと良くなる。

要はそういうのを瞬時に判断する(少なくとも数秒で)判断するには
僕のスペックはちょっと不足しているし、
説明することもあまり上手くはできない。
やっぱり最速の聴牌を目指すには、
打1pの方が優れているのかなとは思うのだけど。

ちなみに、この局の進行はこれ。

Photo_4

ソーズを234でチーして待ちは1mの片和了。
腹黒いなぁ(笑)。あがれなかったけど。

ともかく、指摘してくれる人がいるだけいいんだろう。
もしかしたら煽られているのかもしれないんだけど
僕はこういうのは素直にありがたいと思う。

ありがたくないのは決闘の申し込み(?)の類。
別に何段でもRがいくつでも個室で打とうと誘われるのは構わない。
コテンパンに負けて「八段弱いな」と言われても、あんまり気にならない。
段位とかRとかはそこまで鼻にかけるようなものではない。
福地先生だって上卓住民用の個室で打っていた。

でも個室で打とうという人はせめて名乗ってください。

個室に行って見ると、いるのはだいたい
オカルトさん、超ヒモリロさんといった「煽られる側」ばかりだ。

スペック高いの知ってますから!><

そうそう、スペックと言えば、
僕が自宅で使っているPCはちょっと古くて
(新しいハイスペックなのは妻がネトゲ専用で使っている)
ちょっとスペックが足りないのかもしれない。

先日、天鳳を打ちながら福地先生のブログを開けたら固まってしまった。
泣く泣く再起動かけたらやっぱりラス。

僕のPCのスペックが低いのがいけないんだろうけど
読む気にもならない長文コメントとか自重してほしいよね。
僕の知る限り、福地先生が
アルシーアルをテーマにして記事を書いていたことは無いし、
アルシーアルを比較に持ち出したことも無い。

勝手にアルシーアルと結びつけて持論を延々と展開するのは
正直言って辟易している。
自説の主張は自分のブログや日記でお願いしたい。

でもまぁおかげでPCを買い換える許可が下りたから、
こういうのを怪我の功名と言うのかもしれない。

そこでアドバイスを募集。
HDDやメモリ、CPUの性能が問題なんだと思うけど、

天鳳を打ちながら、Youotubeやニコニコ動画を開きつつ
エクセルやワードも使いつつ、
ネットもあちこち見るために必要なスペックは?

会社の若い子に訊いたりもしてるんだけど
詳しい方がいれば是非アドバイスをお願いしたい。

でも不思議なことに、若い子に尋ねると、決まって

「最近のエロゲは結構メモリ食いますからね~」

と返ってくる。
いや、別にエロゲはやらないんだけど・・・。

最近はエロゲがサクサク動くかが、性能を判断する基準なのかな?

|

Where is our justice ?

「えー、あれってホントの妹じゃないの?」
「あんな14歳が実在すると思うか?」
「むー・・もしかしたら実在する、いや、実在して欲しい」
「それはそうだが・・思春期ど真ん中の14歳が微エロとか」
「うるさいだまれ、あれは全力で保護せねば」

かつてとあるブログに関して、こんな激論(?)を戦わせたことがある。
議論の主は、某有名教育ライターと天鳳界の創造主、
モンド観戦記などの鋭い視点が評判のブロガー、そして僕。

いずれも三十路を遥かに超えたいい大人だが
そんな年代の議論のテーマとして適しているのかはともかく、
四人の評価は共通して「あのセンスは素晴らしい」というものだった。

実際にどうであるか、というのは大きな問題ではない。
そういう設定で日々ユニークなエントリーを重ねられるという点において
そのブログは他のブログの追随を許さないクオリティであったし
そういうセンスの持ち主が出てきた事実自体は
麻雀業界にとっても喜ばしいことだと思っていた。

もちろん、全ての点において満点というわけではない。
自らが所属する団体を批判したエントリーは
組織の一員としてはいささか不適切な一面があったし
そのせいで彼は組織を除名させられるハメになった。

その処分がどうなのか、という問題はある。
(規則や処分の妥当性を公的に評価されることが無い団体というのは
言ってしまえば、その団体自体が公的な存在としては認められない)

思い起こせば、一ノ瀬萌嬢の最高位戦除名の時も
そんなことを感じた記憶があるけれど
まぁそれについてはここでは本題ではないので割愛する。

ともかく、彼(ら)が綴る記事は
僕にとっては非常に面白いものであった。

そのブログが更新を停止して10日ほどになる。
それまではほぼ毎日のように更新されていたから
これはもう異常事態と言っていいだろう。

原因はおそらくその数日前にかかれたエントリーだ。

「プロが打つべき麻雀とは何か」

というテーマに関して、彼は「魅せる麻雀」というものを
辛辣な言葉で批判し、その結果としてブログは炎上し
2ちゃんねるにスレッドまで立つことになってしまった。

エントリーを読む限り、彼の主張は
「プロはまず勝利という結果を第一義に考えるべきだ」
というものであるように思えるが、
それを導くエピソードとして引用した事例と
引用の仕方がまずかったということなのだろう。

率直に言えば、僕ならああいう書き方はしないだろう。
内容に関しては同意できる部分があるのだけれど
今まで麻雀業界を見てきて僕が感じるのは
麻雀業界は議論というものを受け入れる土壌に欠けていると思うからだ。

麻雀が強くないと意見が通らなかったり
証明できないことを証明しろと言ったり
証明しなければならないことを放置したり。

だからすぐ荒れる。

オカルトや流れ、デジタルに関する議論、
最善のルールや戦術に関する議論、
金銭の動向における透明性に関する議論、
賭博関連における違法性に関する議論、
どれも途中で論点がずれたり感情論が入ったりで
有意義な結論を未だに得られていない。

のみならず、対立する意見の持ち主を
誹謗中傷したり匿名で叩いたりということが頻繁に起きる。
2ちゃんねるにおける多種多様な「板」において
麻雀板の民度の低さは何本かの指に入るんじゃないかとすら思う。

名無しで煽ったり誹謗中傷してる書き込みの何割かが
どこかのプロかもしれないと思うとちょっと怖くならないだろうか。
(実際明らかに内部関係者でないと知り得ない事実の書きこみもある)

批判する側には批判する側の正義があって
反論する側には反論する側の正義があるんだろう。
それをここで論じようとは思わない。

でも、個人的な願望を述べるとするなら
僕は面白いブログを読み続けたいので
そろそろ沈静化してくれないかなと思うと同時に
落ち着いたらまた再開してくれないかなと願っている。

ホントに面白いブログって少ないんだからさ。

ブログをやっていて、荒れたり炎上するのはすごいストレスだから
そういうストレスを感じたら、更新しなくなるわけだ。
そういう経験は僕にもないわけじゃない。
オッサンは厚かましいから平気で続けるけど。

今回、更新が止まっているのは
もしかしたら彼はそういう思いでいるのかもしれない。

で、落ち込むお兄ちゃんを見て心を痛める妹は
自分もブログから離れてしまっているわけだ。

これはこれでかなり萌えるんだけどね(笑)。

|

イントロダクション

GoogleやYahooの検索で

「さくらこ事件 2ちゃんねる」

を検索して来られる方が依然として結構いるんですが
どれだけ検索結果を見ても、たぶん何も出ません。
その好奇心は別の方面に向けられたらいいと思います、さくらこです。

こんな感じで書き出すブログも結構ある。
たまに僕もそうしてみようかなと思うんだけど
何となく、合わないような気がして結局やらない。

「八段まで残り○○○ptまで近づきましたが
その数字を見るたびに「漸近線」という単語が思い浮かんで
昇段戦はやるべきかどうか迷います、さくらこです」

とか

「土日に天鳳ユーザー有志の大会があるのですが
両方は時間がないので出るのは難しいです。
コテになっておけば良かったとこういう時は思いますが
雑スレwikiの住人に登録してもらうかも迷ってます、さくらこです」

とかいろいろ書こうと思えば書ける。

ブログランキングへのクリックを促す台詞もそうだ。

福地先生なんかはやっぱりプロだから
毎回すごく面白いフレーズでクリックを誘う。

笑ったからと言ってクリックしないこともあるけどw

でも、こういうのってセンスが問われるから
いつも面白い出だしや誘導フレーズなんて
そうそうは見つからないかもしれない。

となると、書きたいことはあるけど
イントロや誘導フレーズを作れずに書けないということにもなりかねないし
それは明らかに本末転倒なので、やっぱりやらない方がいいんだろうな。

ともあれ、「さくらこ事件」については
あまり気にしない方がいいと思うよ(笑)。

Banner_04_2←こっそり昇段なんて許さねーぞ!
と言う方はクリック><(*ただのダミーです)

|

たびにでます

さがさないでください。




ってのは冗談だけど
明日から何日か、更新はお休み。

神戸に行くので。

「さくらこ言うたら893ちゃうんか」
   ↓
「893言うたら○○組ちゃうんか」
   ↓
「○○組言うたら神戸ちゃうんか」
   ↓
「神戸言うたら、さくらこが行くとことちゃうんか」
   ↓
「はっ・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

っていう短絡的思考は禁止。

サッカーの試合&関西の麻雀プロと会うだけですから!

|

諸刃の剣

先週の土曜夜、僕はレイソルの逆転勝利の余韻に浸りつつ
2ちゃんねる麻雀板のスレッド
「天鳳で打ってる人で雑談でもしないか」
を眺めていた。

天鳳を打っても良かったのだけれど
スポーツニュースを見たかったので、一旦休憩していたのだ。

そんな僕の眼に、信じがたい文字が飛び込む。

416 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:37:46 ID:???
さくらこ事件てやばいの?

431 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:44:49 ID:???
>>416
kwsk

434 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:46:29 ID:???
さくらこさんを三位にさせてから連ラス・・・(´;ω;`)コワイヨゥ

435 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:46:32 ID:???
さくらこ事件と鮫島事件は2chのタブー

438 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:47:37 ID:???
さくらこ事件か・・・あれは悲惨だったね・
・・

439 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:48:23 ID:???
マジ住人だからよせ

442 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:51:51 ID:???
鮫島事件kwsk

443 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:52:36 ID:???
教えれるかよ・・・

446 名前:焼き鳥名無しさん[sage] 投稿日:2008/11/08(土) 23:55:37 ID:???
もしかして何人か消された?

何を訊いているんだ・・・

軽く舌打ちをして、僕は呟く。
どこで「あの事件」のことを聞きつけたんだろう。
あの、思い出すのも忌まわしく、関係する者全てが
記憶の中に封印して掘り起こさないようにしていると言うのに。

2ちゃんねるで今でも時々囁かれる「鮫島事件」よりも
はるかに注意深く、痕跡は消されていると言うのに。

試しに、あなたの周りで
アンダーグラウンドの世界にもネット社会にも詳しい人がいたら
さりげなく尋ねてみればいい。

「さくらこ事件って知ってる?」

判で押したように、同じ反応が返ってくるだろう。
僕はそれを容易に想像できる。

おそらく彼は、一瞬びくっとしてから
周囲を慌てて見回すだろう。
もしかしたら、聞こえないふりをするかもしれない。

そして、それでもあなたが問いかけをやめなければ
彼は慌てて場所を変えるだろう。
人目につかなく、盗聴や監視の心配の無い場所へ。

そしてこう言う。

「よせよ。そんなことに関心持つのは。
お前は平凡でも幸せな日々を送って行けよ」

そんな彼の表情を見て、あなたは恐怖を感じると共に
自分の中の好奇心が、むくむくと起き出して来たのを知る。

伝を頼って、あるいは図書館の新聞や雑誌を調べて
あなたは真相に近づこうとする。

けれど、関係者らしき人物に辿り着いても
彼らの口は一様に重く、決して自分からは話そうとしない。

そう、彼らは知っているのだ。
決して触れてはならないタブーというものが
この世の中には厳然として残っていることを。

あるいはあなたは、匿名の掲示板に書くならば
書いた人間の正体など分かるはずが無いと思うかもしれない。
警察ならいざ知らず、一般人がそんなことできるはずが無いと。

けれど、警察の人間が知り得るならば
それを聞き出せる人間がゼロであると断言できるだろうか。
知り得るのは、警察だけではない。
管理運営する人間もまた、知り得ることだ。

ある情報を知っている人間が2人以上いたら、
その情報はいつか漏れてもおかしくない情報なのだ。

親愛なる「雑スレ」の諸君。
僕がこうしてこの記事を書いているのは
僕のせめてもの優しさだと思ってほしい。

これ以上のことは言えない。

それは申し訳ないと思う。

けれど、それを書き記そうとしても
僕の指は頑としてキーを押そうとはしないし
僕の古傷は、時に鈍く、時に鋭く疼く。

あまりにも剣呑な話題であるがゆえに。

人は、その人がどんな生き方をしていようとも
必ず持っている武器がある。
その武器によって人は成長し、周囲に影響を及ぼす。

ただし、自らを傷つけることも多いし
周囲に害を及ぼすことも少なくない。

そう、それが好奇心というものの正体だ。

好奇心は正しく使わなければ己の身を滅ぼす。
知る必要の無いこと、知ってはならないことを
きちんと察することが出来ない者は
映画の脇役のようにその代償を己の生命で支払う。

タブーの臭いを嗅ぎ付けて首を突っ込む週刊誌の記者は、
古代遺跡の中で不用意に棺桶に触れるスポンサーの小判鮫は
映画の中でどういう末路を辿ったか、思い返してみればいい。

そして、口が軽く何でもペラペラと喋る小男が
どういう末路を辿るかも、合わせて思い返してみるといい。
そうすれば、自分がどう振舞うべきか、分かるはずだろう。

少なくとも、これだけは覚えておいてほしい。

僕がこうして忠告したことを。

|

藪蛇

昨日、アクセス数が1000を越えた。

ブログを始めてから一番アクセスが多かったのは
1日に4000、2日で7000を越えたことがあったけど
それは「yahoo知恵袋」で僕のブログのURLが貼られたからだ。

確か、「ガジリって何?」という質問に対する回答で
誰かが僕のブログを貼っていたのだ。

ただ、数日間でそれだけ増えたアクセスも
一週間もしないうちに従前の数に戻り、僕は

「世の中の大半の人にとっては、
(少なくともyahoo知恵袋を読むような人にとっては)
アングラネタは大して興味がない」

というようなことを思ったように記憶している。
今にして思えば、それはネタの性質や属性の問題ではなくて
僕の文章力に起因する問題だと思うべきだったのかもしれないけれど。

ブログを移転して、閉鎖して、再開して今に至るわけだが
再開した直後は、一日30とか50のアクセスだった。

麻雀ラジオに出たのがきっかけで300くらいになり
2ちゃんねるにURLが頻繁に貼られるようになって500くらいになり
はこパラに登録したのと一ノ瀬萌嬢のブログで紹介されたのが重なって
こうして一気に増えたわけだ。

でもまぁしばらくすれば、また数字は落ち着くだろう。
継続的にこのブログに来てくれるようになる人はだいたい30%前後だ。
不思議なことに、この数字はほとんど一定だから
500→1000に増えたとしても、安定して出る数字は
いいとこ600か700くらいだろう。

アクセス数を増やすコツ、のようなものはもちろん存在する。

トラックバックしてくることやランキングに登録することというのは
結構影響しやすい。

他のブログにコメントを入れる時は
自分のブログのURLを必ず入れることも大事だ。
そうしておくと、コメント者の所に、自分へのリンクが貼られて
それを読んだ誰かが覗きに来易いのだ。

ランキングの順位や、アクセスの数に一喜一憂するのは
僕にはかえって負担になるような気がするし、
そもそもめんどくさくてどれもやってないけど
それでも、アクセスは少ないよりは多い方が嬉しい。

来てくださっている方々、どうもありがとうございます。

そうそう。

アフィリエイトでも貼れば月に数百円くらいにはなるらしいから
天鳳代はそうやって稼ごうかなと冗談で妻に言ったら

「ナニソレそんなんで天鳳やるタイギメイブンになるとでも思ってるわけ?」

みたいな顔で見られた。

・・・言うんじゃなかった。サッカー観戦行ってくるっ!><

|

顧客対応

僕はアンダーグラウンドの世界が長かったから
顧客対応という点については、かなり神経を使った。

店側が正しいとか客が正しいとかいう点が
問題になるのではない。
無理が通れば道理が引っ込むのは
アングラの世界では頻繁にある。

例えば、ある客を出入り禁止にしたいと考えたとする。
店にとっては金を落とす、そこそこ美味しい客だ。

理由は・・不正行為の疑いがあるからだとしよう。
ただし、限りなく疑わしいが、あるのは状況証拠だけだ。

「あの人不正してるよ!」
「ホントに見たんだって」

客は口々に騒ぐが、カメラの映像にははっきりとは映っていない。
疑わしい動作はしているし、その回は勝率も尋常ではないが、
絶対の確証は無い。

ともあれ、不正行為をしたという指摘が一定数以上集まった客を
放置するわけにもいかない(客離れにつながる)から、
従業員を使って、本人にそのことを通告する。

「不正の指摘もあったので、今後うちでは受けられない」

案の定、それに本人が猛然と反発する。

「ふざけんな、何の証拠があって不正だと言うんだ」

持ち出す理由をコロコロ変えるのは却って問題をこじらせるから
理由ではなくて、対応する人間を変えるのがセオリーだ。

店長の立場や責任者の立場の者が出て行って本人と対峙し、
一旦その場を収めなければならない。

「うちの方も、いろいろ検証しなくてはいけないので
それまで一旦出入りを控えてくれ。
明後日までには返答させてもらうから」

こうやって時間を稼ぐ。
証拠がさらに集まるかもしれないし、
本人が諦めてくれるかもしれないからだ。

ここで、他の客(指摘した客としよう)に
そのことを尋ねられたとする。

「あの客、どうなった?断ったの?」

客商売として、こういう顧客管理の事情を明かす必要は無い。

「今のところ検証中です」

こう言えばいい。それ以上は必要ない。
そして、できれば入れておこうという話になったとしよう。
めんどくさいし、店にとってはプラスだし・・そんな理由だ。

本人には、こう言わねばならない。

「今回は、断ろうかということも考えたんですが、
今まで贔屓にしていただいてますし、
綺麗に水に流していただけるなら
今後も引き続き遊んでいただくことにしました。

もちろん、不正行為が発覚すれば
○○様に限らず、どなたであってもお受けできませんので」

ポイントは二つだ。

まず、水に流してくれるなら、と言って釘を刺すことで
後々因縁を付けられることを防ぐということ。
アヤをつけただの何だのと言い出させないようにだ。

もう一つは、新たにネタが上がれば当然断るよ、
という点について改めて念を押す。

これで相当な抑止効果は生まれる。

注意しなくてはならない点は他にもある。
他の客への説明だ。

「何だよ、アイツ断ったんじゃないのかよ」

こんな不満が出てくるかもしれない。
そういう客に問い詰められたら、こう答える。

「いえ、いろんな方からご指摘があったんで
うちとしても細かく検証もしましたし
ご本人とも話させていただいた結果を総合的に判断して
出入禁止処分は一旦保留ということにしたんです。
何かあればもちろんすぐ断ります」

ポイントはやはり二つ。

総合的に判断したと強調することで
場当たり的、恣意的な運用ではないということを示す。
そして、一旦保留という表現を使うことで
通報してくれた人々への配慮を示す。
皆さんが間違ってたわけではないんですよ、ということだ。

金を落としてくれる客だからという理由でも
可哀想だからという理由でも、
めんどくさいからという理由でも、必ずこう言う。

だって一旦保留だろうが執行猶予だろうが、言葉の効果は同じだ。
断ろうとした客は今後も来店して遊ぶ。
変に復活なんて言うと、他に出入りを断った客に恨まれかねない。

「何で俺は復活させねーんだ!」

なんてね。

ほんの些細な表現一つで、
当該客、及び他の客へ与える影響は大きく異なる。
店側が思うより、客は扱いの違いに敏感だ。
こういうところで失敗すると、僕らの商売はまずこける。

機嫌を損ねてしまうことで来店しなくなるというリスクの他に
通報や暴力といったリスクも負っているからだ。

普通の商売ではどうなのかは知らない。
もちろん、天鳳の話とは全く関係ない。
ふと思いついただけだ。

|

秋の夜長に物思う

・ルールと運用

組織のルールに違反したら、
当該組織内部の規定に従って
何らかの処分がなされる。これは普通。

麻雀の世界だろうがどこの会社だろうが変わらない。

でも、そのルールが適正に運用されているかどうかは
オープンな組織であれば常に外部からの検証を受けるべき。
当然、内部からの問題提起も排斥するべきではない。

ブログの無断運営は禁止というルールと
それに違反した場合の処分の妥当性。

組織からの排除が本当に適正だったのかは疑問だと
ある騒動を見ていてふと思う。

似たような騒動が大相撲でも起きているけれど
こっちはある程度偉くなった幕内力士を排除しようとしてるから
事態はさらにきな臭くなっている。
八百長だのなんだのってほじくられるよ、そりゃ。
だって格好の証人なんだから。

アングラの組織であれば、そんなこと関係ない。
削除だの撤回だのめんどくさい手続きなんて踏まない。
不満分子は分かった時点で排除しないと、
組織の命運を左右する場合だってあるから。

あ、ってことは彼らはアングラ体質の団体なのか?

・カリスマと岡田以蔵

相撲はともかく、麻雀の世界でこの騒動を引き起こしたのは、
あるカリスマを信奉する人。

あるプロ団体に属する人のブログを見て、
自分のカリスマが貶されたと感じ
あっちこっちで大騒ぎして結局当該プロを団体から排除させた。

でも、本人が言うには「注意したかっただけ」らしい。
じゃあっちこっちで関係ない人にまで罵詈雑言浴びせてないで
本人に直接言えばいいのに。コメント欄だってあるんだから。

ちなみにこの人、プロのライターにブログで自分の行為を批判され

「プロのライターが文章で批判するのは
ヤクザが暴力出すのと同じ」

と言い出し始めた。全然違うだろ。じゃ何で批判すればいいんだ。
そりゃ連載している雑誌のコラムとかで批判するなら
同じ土俵じゃないんだからフェアじゃないかもしれないけどさ。
ブログで批判されてそんなこと言うのか。

でも、この人が信奉するカリスマの言うことには
実は僕も共感できたりすることも多い(多かった)。
「漢」としてどうあるべきかっていうのは僕も考えたりする。

「心温かきは万能なり」

そのカリスマの言葉だ。いいこと言うよね。
でも、その弟子(?)の行動は全然心温かくない。
カリスマ本人はきっと勝手に言わせておけって言うと思うんだけど。

優れた指導者がいたとして、
それを取り巻く弟子たちにはいろんな人間がいる。

そういういろんな人間を吸い寄せるのもカリスマの力だから。

だけど、中には原理主義みたいに
異なる考え方の他者を許容できなくなる人も出てくる。

あるいは原理の中で自分の理解できる部分だけ取り出して
自分なりに捉えた考え方に合致しているかいないかを、
感覚的に判断して行動する人も出てくる。

どっかで聞いたタイプの人間だなと思ったら「岡田以蔵」だった。

・行く人来る人

そんなこんなで非常にユニークな人材を排除した
麻雀業界のある組織の入会試験に
WEBの世界では有名な「あっち側の人」が合格したらしい。

なんというか・・・頭大丈夫かと思わないでもないけれど
多分これには二段落ちがあって
実は彼はまだ仮合格で、正規合格には至らずに終わるんじゃないか。
で、それが判明したとたんに

「誰かの陰謀もしくは圧力で合格を取り消された」

と彼がWEBのあちこちで怒り狂うのではないかと予想。

・2ちゃんねると愉快な仲間たち

そんなこんなで「あっち側の人」というものについて考えたら
僕が普段見ている2ちゃんねるにはいっぱいいることに気づく。

自分が負けた時には「牌操作だ」と言いつつも
その直後に「コテは結果をちゃんと受け止めないといけない」と
まるで相反する内容の書き込みをする自称麻雀プロ。
ちなみにこの人筋金入りの差別主義者にも見える。

同じように自分が負けた時には「牌操作だ」と言いつつも
同じ麻雀サイトで有志によるリーグ戦を立ち上げたあるプレーヤー。
そのリーグ戦のルールでは結構強い人だから
もしかしたらいい成績を修めるのかもしれないけど
成績がしょぼかったら何と言い出すか、今から楽しみ不安。

ちなみに雑スレの予想では

「また牌操作食らった。運営にマークされている」
「俺を嫉妬する連中が談合して俺に不利な打牌をした」
「500戦じゃやっぱり短期すぎて正確な実力は出ない」

このどれからしい。どれもありそうで困る。

そしてこんな感じの「あっち側の人」を批判しまくる元有名プレーヤー。
言ってることは分からなくもないんだけど
この人、「前は俺はすごかった」って言い張るだけで
今どうなのかはさっぱり分からない。

僕はほとんど観戦したことがないのだが
彼の麻雀に関するコメントは、実力がありそうなので
じっくり見てみたいのだ。
能書きだけっていうタイプも麻雀の世界には良くいるけど。

彼は別のアカウントでプレイしているらしいが
特定されるのが嫌だそうだ。
でもそれを証明する情報を小出しにする。
特定されたくないなら黙って打てばいいのに。
そういうツンデレもあるのかな。

ちなみにこの人、理系の大学院生らしいのだけれど
1年前までネットがつながっていなかったにも関わらず
1つのIDで5000回以上打ち、その他二つ以上のIDを
七段まで上げている(当然1000回くらいは打っている)そうだ。
で、雀荘の裏メンもしているらしい。

他にもあれこれ設定が無理すぎるだろと思わなくもない
良く分からないけど理系の院生ってそんな暇なのか!?
僕の知り合いは学部の時からもっと忙しそうだったけど。

こういった人々がネットでは昼夜を問わず活動しているのだ。
魑魅魍魎っつーかあっち側の人のバトルロワイヤルっていうか・・。
2ちゃんねるに代表される一部のネット社会自体があっち側なのか。

話は変わるが、そんな「あっち側の世界」で
麻雀板とサッカー板を間違えて誤爆した人がいるらしい。

バカだなー。餅は餅屋、スレ立てはしばむーだって。

|

ブログという媒体について

今日は更新するつもりじゃなかったのだけれど
ちょっと書きたいことが出来たので急遽書く。

天鳳ユーザーにクドーさんという方がいる。
以前も紹介したけれど、ユーザーの中の有志がUPした
牌譜解析ツールの解析結果をまとめるサイトの管理人をしている。

だけでなく、最近ブログを始められていた。

「ただただなんかかくとこ」

というブログだ。
僕はまるで面識は無いのだけれど
麻雀に対する彼の感覚の独特さにそもそも興味があったので
ブログを割と頻繁にチェックしていた。

お世辞でも何でもなく、非常に面白いブログだった。

以前も記事にしたけれど
文章というのは、書き手の中で消化していないと
他人にとっては面白くも何ともない。

ニートをしていると自嘲気味に言う彼のブログは
繊細な感受性と、麻雀同様の独特な感性が満ち溢れていた。
おそらくそう思っていたのは僕だけではあるまい。

その彼が、ブログを一旦終えるという。
ちょっとしたことがきっかけだそうだけれど
それはそれで尊重しなければならないのかなとは思う。

僕もずいぶん長いことブログをやってきたけれど
書き手としてこちらが意図したようには
受け手には伝わらないことがままある。

ブログのいいところは、社会的立場などとは関係なく
個人が自分の感じたことを自由に発信できるところにある。
学生でもニートでも社会人でも構わない。

反面、その文章によって
傷つけるつもりではなくても傷つく人がいて
怒らせるつもりではなくても、怒る人がいる。

僕はどちらかといえば厚かましい人間だから
それはそれとして書き続けてきたけれど
やっぱり予防線や配慮を意識しないわけにはいかない。
一旦WEBにUPしてしまったものは、
その瞬間から一人歩きを始めるからだ。

SNSというある程度閉じた空間においてさえ
それは避けようがないのだけれど
ブログになれば尚更無視するわけにはいかないのだ。

もちろん、コメント欄を閉じてしまえば
受け手がどう受け止めたかは分からない。
けれど、何らかの事情でそれを知ってしまうこともあって
クドーさんは、それくらいなら辞めた方がいい
という結論に達したわけだ。

これは誰のせいでもない。
書き手が自分の責任で好きなように言葉を選んで書いても
受け手に受け止め方を強制するわけにはいかない。
そういうものだとしか僕には言えない。

文章を書くことを生業とした人でも
僕ら一般のブロガーでも
文章を書くことで自分の中の何かを表現できるのと引き換えに
思いもよらない反応をされることも覚悟しなければならない。

それが嫌なら公開しないようにするか
あるいは窮屈を承知で無難な表現を使ったり
幾重にも予防線を張ってみたりするしかない。
僕もそうしている。

でも、でも。

クドーさん。あなたの書く文章から窺えるあなたの感性は
僕にとってはとても魅力的なものでしたよ。
またいつか、どこかで。

|

銀が泣いている

昨日、将棋の竜王戦の挑戦者決定戦があった。

詳細は該当URLにあるので省くけれど
羽生と木村という現役棋士中の勝率1位と2位の戦いであることと
羽生が挑戦することになれば、現竜王である渡辺との
初代永世竜王を賭けた戦いになること
(羽生にとっては永世七冠でもある)に対する興味もあって
昨夜ずっと見ていて、非常に面白かった。

現在のプロの将棋では
先手が主導権を取りやすいと言われている。

もちろん、それがそのまま
有利さに直結しているわけではないのだろうが
実際に先手と後手の勝率を比べると
先手の方が52%で若干勝ちこしているから
その差は決して小さくないと言ってもいいだろう。

今回の先手は木村だったのだけれど
選んだ戦法が居飛車穴熊、それも金銀全てを守りに使う
完全に守備重視の四枚穴熊だった。
対する羽生は向飛車からの穴熊だったけれど金銀は三枚で
王将の固さから言えば木村が有利だった。

そもそも、居飛車穴熊と振り飛車穴熊では
金銀が同じ枚数でも居飛車側が若干有利と言われているのだが
今回に関して言えば守りの固さも居飛車側が固かった。
もちろんその分、攻めはカウンター狙いが主体になる。

絶対に負けたくない戦いだから
木村がそういったガチガチに守りを固める作戦を選んだのは
非常に良く理解できる。

サッカーでも何でも、それが普通なのだ。

そして木村は、難解な中盤になって
千日手の含みを見せた挙句、完全な一手パスの手を指す。

相手に手番を渡すことで局面判断を問う意味と
ミスや攻め急ぎを誘う意味があったのだろうか。

ただし、何の意味も無い手を指して
一手パスをするというのは
プロの将棋でも滅多に無いことではある。

先手で、守りの固さで有利に運んでいながら
それでも相手に手を渡すと言う作戦は
良く言えば高等戦術なのだろうが
悪く言えば萎縮した手でもある。

一方羽生は、この大事な大一番でのジリ貧を嫌ってか
何と王将の横を守る桂馬を跳ねて攻めに使ってきた。
桂馬という駒は後戻りが出来ないから
これはもう不退転の決意ということだ。

常識外の手と言ってもいいかもしれない。

さらに羽生は、自分の飛車を取られそうになっているにも関わらず
それを放置して木村の穴熊に攻めかかった。

へぼ将棋、王より飛車を可愛がり

そんな川柳があるように、
僕らアマチュアにとって、飛車という駒は非常に大切な駒だ。
取られるのは極力避けたいから、まず逃げる手を考える。
しかも、解説のプロまでも、飛車を逃げて十分戦えると言うのだ。

なのに、飛車取りを放置して攻めにかかる羽生の指し方を
僕は感心したりハラハラしたりしながら見ていた。

今にも切れそうな攻めを繋げる羽生と
必死で受けに回る木村。

それは、大一番で勇気を奮って前に踏み込んだ者と
慎重に、大事に局面を運ぼうとした者の戦いでもあった。

そしてやはりというか、何と言うか・・
運命は勇者に微笑んだ。

終盤、受けに定評のある木村が受けに打った銀は
実際には受けにはいくらも効いておらず
最後まで働かないままで終わってしまった。
平成版「銀が泣いている」と言っても良さそうな銀だった。

そして取られそうだった飛車が実際に取られたのは
勝負の行方はほぼ見えた後のことだった。

最初は羽生の攻めが厳しくて取る暇が無かったのだが
受けている間に、いつの間にか守りの駒を剥がされて
飛車を取ったら負けの局面になっていたのが印象的だった。

木村は決して弱い棋士ではない。
七割近い勝率だし、現在羽生が持つ他のタイトルにも挑戦している。

ただ・・羽生という頂点を越えるためには
たぶん、まだ足りないものがあるのだろう。

もしかしたら、それは「勇気」なんじゃないだろうか。
深夜まで続いた戦いを見て、僕はふと、そんなことを思った。

|