てんほー、はこぱら、にちゃんねる
天鳳というネット麻雀の魅力はいくつかあるけれど、
月額500円という低料金で、(←ここ大事)
細部まで拘った高画質のグラフィック機能を使えることの他に
観戦機能と牌譜をURLとして残せる機能がある。
自分が注目する打ち手を観戦して学ぶという他に
牌譜で場の状況を一目で正確に共有できることで
最適な判断基準を議論し構築する一助にもなるし、
皆で観戦して盛り上がれるというメリットもあるわけだ。
(つのさん!一度くらい八段になりたいんですが
今回はこんなもんでいかがでしょうか!><)
2ちゃんねるという匿名性の高いところで天鳳が受けたのは、
おそらくそんな理由もあるだろう。
自由に発言出来る場に、皆で共有できる情報が与えられれば
おのずと盛り上がるということだ。
もちろんそれはいいことばかりではない。
2ちゃんねるの天鳳ユーザー雑談スレッドに書き込まれるレスの
少なくとも30%くらいは誹謗や中傷か無意味な書き込みだし
10%くらいは良く分からないAA(アスキーアート)だ。
匿名だから何だって書けるということになれば
荒れない方がおかしいとも言えるだろう。
一方、はこパラというSNSがある。
麻雀用語を使っていることから分かるように
主に麻雀を嗜む人のためのSNSだ。
SNSと言っても、紹介が無くても誰でも登録できるし
フリーメールだけでアカウントを取得できるから
mixiに比べれば、やや匿名性は高くなっている。
僕も一時期アカウントを持っていたことがあって
その時には割とちゃんとやっていた。
麻雀という共通項を持つ人々の集まりだから
記事は必然的に麻雀の話が中心になるし
通りすがりの人も食いつきやすい。
特にプロが大量に登録しているので
生の声が聞けるというメリットもある。
最高位戦と協会という二つの団体が公認する事で
ひょっとしたら、統合へと向かう動きは
このはこパラから生まれるのではないかという期待もあった。
ただ、それが現実の動きとして形になったとは思えなかったし
団体公認であるが故に、
書きたいことを書けなくなった部分もあるだろう。
結果として、SNSにUPされる記事の多くは
どこで何を食べたとかいったスイーツ(笑)っぽいものだったり
身内のじゃれあいのようなものだったり
あるいは自分の働く店の集客のための営業日記だったりで
特にそういう記事を読みたいわけではない僕は
いつしかほとんどログインすらしなくなった。
HNは付けるけれど、匿名性はそこそこある。
ただ、発言をしようと思ったら
それは2ちゃんねるほど無責任ではない。
何のプロフィールもないHNだけの人物が発言しても
それをちゃんと受け止めてくれる人はあまりいない。
mixiで言うところのマイミク申請をしたところで
普通はそんな人物を承認してくれるとは思えない。
自分がどういうパーソナリティの持ち主なのか、
周囲が判断できるだけの情報をある程度与えないと
そこにはコミュニケーションは成立しないだろう。
どっちがいいとかそういうことは分からない。
ただ、僕はアカウントだけ残した状態になっていたのだ。
ところが今回、天鳳のオフィシャルコミュニティが
はこパラに出来ているのを知って
もう一度アクティブユーザーになることにした。
天鳳のトップに告知されているくらいだから
はこパラ運営サイドも公認なのだろう。
かつてバグの多さにユーザー数が伸びずに
はこパラオリジナルのネット麻雀サイトは閉鎖を余儀なくされたが
それに参加していた人々が天鳳に流れ込んでくれば
それはそれでレベルの上昇も期待できるかもしれない。
加えて、数多くのプロが登録しているわけだから
天鳳というステージで、その強さを見せてくれるような
そういった舞台設定も期待したい。
前述したように、天鳳で打つということは
周囲から観戦されるということであり
同時に、批評の対象になるということでもある。
SNSの日記だけではなく、2ちゃんねるでも当然俎上に乗るだろう。
でもそれってプロなら望ましいことなんじゃないだろうか。
誰が強いとかタイトルホルダーだとか言ってみても
それが共感される範囲はあまりにも狭いし
現実として、ネット麻雀で目覚しい成績を修めているプロは少ない。
それは、モチベーションを担保するシステムがないせいもあるが
プロがプロとしての矜持を持っていないせいでもある。
金にならないからちゃんと打たない
↓
しょぼい成績しか残せない
↓
金を払っても見たいと誰も思わない
↓
どこからもお金が出てこない
↓
金にならないから(ry
この悪循環を打破する機会として
はこパラという業界大手が運営するSNSと天鳳が結びつくとすれば
これはなかなかのものだと思わないでもない。
実際にどういう動きなのかは、もちろん僕は知らないけれど。
でも、プロは今回、いきなり利を求めるべきではないと思う。
今まで一般愛好家の期待を裏切り続けてきて
時に否定宣言まで出されてしまったのだ。
利を求める前にそれを払拭するのはプロの責務だろう。
そういうことを考え出せば、
おそらく分裂している場合ではないことにも気づくはずだ。
だって、プロが真剣に打って結果を出しているネット麻雀サイトは
今のところ存在していないのだ。
資金面で連盟に大きく遅れをとっていると言われる両団体が
この先連盟と互していこうと思ったら、
このチャンスを逃してはならないのではないだろうか。
先行投資のようなものだけれど、
投資するのは、金ではなくて自分たちの強さだけでいいのだ。
もしプロに何かしらの利が与えられるとすれば
それは一般ユーザーが出した金の一部か
一般ユーザーを当て込んだスポンサーの出す金だ。
その価値があることを証明して欲しいと思っている。
長期で打てばやっぱりプロは強い。
さすがにプロは良く鍛錬している。
こんな印象をユーザーに与えられれば
新しい可能性はきっと出てくるんじゃないかな。
観戦もされるし、牌譜も残るから、各々のプロが
自分で集客することだって不可能じゃない。
はこパラというSNSでアカウントを持っていれば
ユーザー、ファンからの声はダイレクトに届く。
それは多分、楽なことばかりではない。
誹謗中傷、粘着、ストーカー、価値観やプロ観の押し付け・・
そんなことも数多く経験するかもしれない。
2ちゃんねるでは当然叩かれるだろう。
でも、それって当然なんだ。
言い方は悪いが、一山幾らのプロもどきから
周囲に認められるプロ(食える食えないは別にして)になるには
そういうところにどう対処できるのかが問われるんだと思う。
それが出来なければ、淘汰されるだけだ。
僕が個人的に知っているプロで
天鳳で打ってみて欲しい人が何人かいるけど
彼らと天鳳を結びつけたいなという気持ちもある。
彼らを周囲に認めさせたいと言い換えてもいいかもしれない。
そのためのアイデアや対処法について、考えが無いわけでもない。
でも、もしかしたら、リアルで僕と打ったことのあるプロは
僕を尺度にして天鳳のレベルを推し量ろうとするかもしれない。
「さくらこ?大したことないよ。さくらこがあれくらいなら、
俺はきっと東風でも安定R2100の八段は行く。
東南だったら九段イケるね」
なんて思う人もいるだろう。
言っとくけど、そんなに甘くないよ。
相手をするのは僕じゃなくて天鳳のトップクラスだしね。
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